ここにきて遂に新しいカテゴリ[web拍手返信]が追加……こんな嬉しいことはない……

……WEB拍手を、こっそりとテスト的に導入したのが5月のこと。
2,3回程拍手を頂いたものの、コメントはなし。
まぁこんな不定期更新過ぎるブログでは仕方ないと思ってたのですが……


8月30日に
生まれて初めて
コメント付きWEB拍手を
いただいた!


ありがとうございます。ありがとうございます!
おそらくは過去記事、白倉Pの著書についての話題に対するコメントでした。
凄く勇気づけられました。ホント感謝感激です。


では
生まれて初めて
WEB拍手へのご返事を
↓でします!


>白倉氏に関してのお考え、まったくもって『その通り』だと思います。
>
>彼の作品にも好きなモノはありますが・・・
>白倉さんって・・・御大層な事を言いながら・・・その実、どうにも行き当たりばったりなんですよね・・・
>作品に関しても、ライブ感などと称して詭弁を展開していますが・・・
>なんか、その場しのぎというか・・・
>勢いだけで芯が通ってないんですよね。
>そもそも、ヒーローの根幹を否定する人が、そのヒーロー番組で食べている事自体が変な事なんですけどね(苦笑) 

改めまして、コメントありがとうございます。


要は、白倉Pはリアルウラタロスなんだと思います。
MOVIE大戦2010のパンフレットの、白倉伸一郎×塚田英明対談で、思い出のライダーを聞かれた際。

■最後におふたりの思い出のライダーを……
塚田:思い出のライダーですか? 僕は世代的に『仮面ライダースーパー1』が好きですね。テラーマクロが死ぬまでの。
白倉:好きなライダーは『BLACK』と『クウガ』……。
塚田:ほんとですか?
白倉:なんだけど、今製作側に立って考えるとアマゾンもXもストロンガーもすごい挑戦だったなと思っていて、番組の存続や会社のことや、興行の成功などを考える立場に立ってみると、果敢な挑戦の連続だったんだなということが改めて分かる。だてに40年シリーズは続いていない。だから『ディケイド』という振り返るチャンスをもらえたことは、本当に良かったと思うわけです。今後「仮面ライダーの思い出」と聞かれたら、今年を思い出すと思うよ。

塚田Pにもツッコまれてますが、よくここで『クウガ』を挙げられるなと。
しかも「思い出のライダー」を聞かれてるのに、「好きなライダーは〜」と急に言い出す。
白倉Pの場合、その場その場でコロコロと意見、感想が変わるんだなと、改めて思いました。
『ヒーローと正義』最終章で「正義と justice のあいだには、大きな溝が横たわっている」と分析しておきながら、最後には結局「正義」と「justice」を混同してしまう辺りは、白倉氏流の言葉でいえば「ライブ感」なのでしょうか? 自分には「芯の通らない」論理展開にしか見えませんが。


独断と偏見に過ぎない、「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな」という批判を恐れず、私見を申し上げるなら。
白倉氏は「正義なんてない」という色眼鏡をかけたまま、全てを分析してしまっているのだと、思ってしまうのですよ。
そうでなければ、ビグモンの記述であんな嘘を書くはずがない。小学生が見たって、最初ピグモンは科特隊から攻撃を受けたが後に和解した、怪獣=悪だと思い込んでいたイデ隊員も謝った、という話の流れを理解出来るでしょう。
それが出来ない理由があるとすれば、やはり彼特有の「正義なんて見つからない」という前提で全ての論理を展開しているから、なのでは。
日本とアメリカの「正義」と「justice」は違うと分析した直後、やっぱり正義なんてない、<わたしたち>は<あいつら>を全否定するもの、なんて結論は普通出せません。
それこそ「行き当たりばったり」です。日本にもアメリカにもどんな国にも正義がないと結論付けたいのなら、わざわざ「正義と justice のあいだには、大きな溝が横たわっている」なんて分析はこの本に書くべきではなかったと思います。



ツイッターにて、とあるかたのこんな発言を目にしました。

くだらない文章は、その表題を口の端にかけた時点で相手の勝ちだ、と思うのですよ。‥‥何のこととは申しませんが。

でも自分は、書きたいことを書くだけです、と返事をします。いや自分に対して言われたかどうかは不明なんですが(笑)


何せ白倉Pには、東映平成ライダープロデューサーという肩書があり、東大出身という権威性もある。
これに新書という流行のメディアを使うことで、白倉氏のことを何も知らない人がこの本を手に取ったら、「こんな立派な人生を送った人の言葉なら正しいだろう」と、判断を誤ってしまいかねません。
要するに、自分は権威主義を打破したいのです。どんな相手だろうと、おかしなことを言っていると思ったら「王様は裸だ!」と突っ込んでいく。そうツッコむ自分のほうが裸かもしれない、という恐れを抱きながら、それでも「変なものは変だ」と言いたい。
そう思って、自分は白倉氏の言動を(目に入る範囲で)追いかけています。「氏の発言に信憑性はない」という色眼鏡を"敢えて"かけたまま、大泉祭りに喜んで参加しつつ(笑)。



……ええと、長文乱文かつ自分語りなお返事になってスミマセンでした。
更新頻度が極端に低い本ブログですが、よろしければ今後もお付き合いくださいませませ。
そして最後にもう一度言わせてください、ありがとうございました!