おしえて！キバ八先生「はじけるレモンの香りの由来編」

３年Ｚ組銀八先生風ネタ。

推奨ＢＧＭ：「俺も、もうジャンプ卒業しなきゃいけねぇ歳だよなぁ」(銀魂サントラ１巻より)

「３年Ｖ*1組ィィ！」『キバ八先生ィィィィ!!』 キバットバットIII世(ＣＶ：杉田智和) 「えー、ハジケ県・ペンネーム『とびっきり！夢見る女の子の魔法はツインテール・勇気の扉をあけはなして』さんからのお便り」 『先生こんにちは。先日、11月22日に発売された「イマジンあにめ２」第１４話「決めゼリフを考えよう」で、私の決めゼリフが丸々パクられてました。 キン「はじけるレモンの香り！　キュアレモネード！　これは……まずいんとちゃうか？　枠も３０分ずれとるし」 ウラ「同じ東映で黄色だし多分平気だよ！　キンちゃん、暑苦しいからこれくらいでちょうどいいんじゃないかな？」 一字一句違わず言ってます。他の話では、同じく東映で同じくスーパーヒーロータイムのはずのゲキレンジャーを「（ピー）レンジャー」と伏字にしてるのに、どうして私だけピー音なしなんですか？ これまた他の話ですが、リュウタが「クマの（ピー）さん」と言った時は、背景で「クマのプ○さん」をモザイク入りで紹介してたのに、私の場合はキンタロスに思いっきりキュアレモネードの衣装(ＧｏＧｏ！版)を着せてましたよね。キュアモも付けてましたもんね。レモンを半分に割って先から受話器のコードを垂らした髪型まで再現されてましたよね。誰に許可取ったんですか？　事務所は通してるんですか？ ウラタロスも多分平気とか青い顔で(※元から青いです)言ってましたが、スタッフロールの何処にも「協力：東映アニメーション」のクレジットがありません。本当に大丈夫なんですか？　教えてください。 　Ｐ．Ｓ．今度のミュージカル、皆見に来てくださいね。』 キバット 「はい、営業お疲れさん。 ……それじゃお答えしましょう。この回の脚本書いた鈴村健一も、とある雑誌で『ギリギリです』とか言ってたそうです。ＢＯＸ購入特典のオリジナルシナリオ集にも、『ＹＥＳ！プリキュア５ＧＯＧＯ！的ニュアンス。(※原文ママ)』とト書きがあったので、故意犯なことは間違いないでしょう。 でも先生に言わせりゃあ、この回で本当に可哀想なのは最後に一カットだけ出てきたゴーストイマジン、そして一言しか台詞がなかった神谷浩史さんです。オリジナルシナリオ集には『イマジン』としか書いてなかったのに、わざわざ劇場版の敵出しといて出番これだけって。ウルフイマジン(ＣＶ：檜山修之)はあんなに出張ってるのにね。 というわけで、全く出番のなかったテディイマジン(ＣＶ：小野大輔)！　顔を近づけるな息を吹きかけるな気持ち悪いんだよＮＥＷデンライナーの廊下に立ってなさーい！」 夏木りん《キュアルージュ》 「先生ー、うららの質問に全然答えてません」 キバット 「……ああ？　夏木くん、この程度でビビっちゃいけないな。アニメ銀魂５０話の『ふたりはタマキュア　Ｓｉｌｖｅｒ☆Ｓｏｕｌ』でサンライズの偉い人にこっぴどく怒られたにも関わらず、土方トッシーの携帯着信音で無印プリキュア主題歌の曲そのまんま使ったのに比べれば軽い軽い」 りん 「いや、あんたたち(銀魂)に勝とうなんて誰も思ってませんから」 キバット 「えー、アニオタになった土方の着メロが、ＭＨでもＳ☆Ｓでも５シリーズでもなく、無印のプリキュアだったってこと自体。どんなにプロデューサーが水着ＮＧにしても、初代監督が子供番組作りの正しい精神とか言っても、世間のプリキュアに対するイメージは萌えアニメなんだよということを、これ以上なく物語っているなと先生は思いまーす」 りん 「余計な敵を作る発言はやめてください。あと、早く質問に答えてください」 キバット 「えー？　だって仕方ないじゃんかよ、うららの決めゼリフ自体がネタなんだから」 りん 「それを言っちゃあお終いでしょうが！」 キバット 「だってお前よー、もし５人の名乗りの順番をこう変えたらどうなる？ 大いなる希望の力キュアドリーム、唯一キャラリートキッズの衣裳が出てないキュアルージュに」 りん 「うるさい黙れ。ルージュが好きな子供たち全員に謝れ」 キバット 「安らぎの緑の大地キュアミント、知性の青き泉キュアアクアと来て」 りん 「かれんさんが知性らしい知性発揮してるトコ見てないですけどね、ここんトコずぅ〜〜〜っと。ファイブＤＥチャンスのコイントスも運で勝ったようなものだし」 キバット 「最後に『はじけるレモンの香り！　キュアレモネード！』って言われてみろよ。オチだね、完全にオチだよ。大喜利で一番右に座る人だよ、あいうえお作文の『お』の人だよ。松ごっつ全国お笑い共通一次試験で『新しいプリキュアを考えなさい、10点満点』ってそう答えたら５点は貰えるよ確実に。 そもそもレモネード初登場回のタイトルからして間違ってたからね。『はじけるプリキュアは誰？』じゃなくて、『はじけるプリキュアって何？』だよ正しくは。こっちが聞きてぇよ。 それにこの回は東映公式ＨＰのあらすじもおかしいからね」 ひとり逃げるよう言われたうららだったが、初めてできた友だちを残しておくことができず、思わず戦いの場に戻ってきてしまう。「のぞみさんやみんなを…みんなを放して!!」。その強い心が、黄色の蝶を呼び寄せ、彼女を『はじける戦士・キュアレモネード』に変身させた!! キバット 「何だよはじける戦士って！　松ごっつ全国お笑い共通一次試験で『何に変身させたか答えなさい、10点満点』ってそう答えたら、解答例で松っちゃんに紹介されるレベルだよ！」 りん 「…………いや、その回ではあたしも、のぞみですらもツッコんだから。『知性と安らぎは分かるけど、はじけるって何』って」 キバット 「あー、そうだったっけか？　で、答えは出たの？」 りん 「『君の強い思いがはじけてプリキュアになった』、ってココが言ってたわよ。元々うららのキャッチコピーが『はじける笑顔』だったし。 大体もう２年近くずっと言ってきた決めゼリフなのに、今更ツッコまれても」 キバット 「まぁあの当時は（ピー）レンジャーの（ピー）ブルーが」 りん 「だから何でゲキレンジャーに（ピー）が入るの!?」 キバット 「『技が彩る大輪の花！　ファンタスティック・テクニック！』って恥ずかしげもなく言ってたからなぁ。でもプリキュアの恥ずかしい決めゼリフは２年も続いて、それが当たり前のものになったわけだ」 りん 「当たり前かなぁ」 キバット 「電王自体がそんなもんだからなぁ。電車ライダーって時点で既におかしかったのに、プリキュア５と一緒に２年も作品が作られるなんて誰が思ったよ？ 挙句の果てにウラタロス抱き枕カバーなんて誰が買うんだよ!?　こんな青い怪人と添い寝とかしたくねーよ！　……と思えないところまで来ちゃったんだよなぁ。欲しがるねーちゃんがいるから出すんだもんな、こんな商品」 りん 「うん……少なくとも、あたしのキャラリートよりは経済効果があるんだと思うと泣けてくるわ」 キバット 「お前は今泣いていい、泣いていいんだ」 りん 「あ、それとモモタロス抱き枕カバーも出たみたいよ」 キバット 「どんだけェェェエエエ!?!?　だよホントに。だったら俺様の抱き枕も出せよォォ!? 全く、いつまでも前番組を引きずられる後番組の気持ちにもなってみろよ、劇場版キバまで浸食したからなイマジン共。感動的なラストシーンの後に『さらば電王公開決定！』とか勘弁しろよ、余韻ブチ壊しじゃねーか！」 りん 「そういえばＴＶ放送でも、キバ本編放送後に出て来たわねあいつら。『ねぇキバ終わっちゃったの？』とかリュウタに言われてたっけ」 キバット 「終わらねーよ！　終わってたまっかよ、いやもう来年終わるんだけどさプリキュア最終回の一週前に。 ……あー、そういや、あん時もキンタロスがオチポジションだったな。モモタロスたち４人でゴーオンジャーの名乗りやって、黄色いからって『スマイル満開！　キンタロス！』ってウッフンポーズ付きでやってた時」 日向咲《キュアブルーム》 「せんせーい、キンタロスは黄色じゃなくて金色*2です。だから、『ブレイク限界！　ゴーオンゴールド！』か、『輝く金の花！　キュアブルーム！』って名乗るべきだったと思いまーす」 キバット 「衣装が金色っぽくない人は黙ってなさい」 咲 「じゃあ『天空に満ちる月！　キュアブライト！』のほうで」 キバット 「決めゼリフに金色入ってねぇし。ＤＳのプリキュアオールスターゲームのＯＰで調子乗って、キュアブラックみたいにカッコつけた不相応な笑顔してる人は、鏡見て自分のタヌキ顔を見直してきなさーい」 りん 「酷ォォっっ!!」 雪城ほのか《キュアホワイト》 「――ちなみに、『うらら』という名前は『麗らか』から取られていると思うの。意味は、太陽がのどかに照っているさま、朗らかで伸びやかなさま。俳句でも春の季語として使われるの。英訳するとfineとかbrightとかsunnyとか」 咲 「ナリ……」 霧生満《(公式では)キュアブライト(か曖昧な人)》 「メロンパン食べたい」 キバット 「そういやストリートファイターのチュンリーも『春麗』って書くよなぁ。ハルウララって元・競走馬もいたし」 ほのか 「だから『春日野』って苗字なのかな、って。 そして、はじけるレモンの香りを運ぶのは風だから、うららさんの名乗りは、『春の風』から来てるとも考えられるの*3」 美翔舞《キュアイーグレット》 「ということは、『大地に薫る風！　キュアウィンディ！』の直接の後輩は、薫りならぬ香りってことで――」 霧生薫《(公式では)キュアウィンディ(か曖昧な人)》 「みのりちゃん食べ――」 キバット 「おーい誰か警察呼べー」 咲 「先生が呼んでください」(舞と共に薫を保健室に連行しながら) ほのか 「りんさんは『夏木』だから『夏の炎』。こまちさんは『秋元』だから『秋の大地』……うーん、緑色じゃないけど、紅葉とかかしら？　読書の秋でもあるしね」 りん 「……先生、ほのかさんのほうがよっぽど先生らしいです」 キバット 「かれんよりも知性の泉っぽいしなぁ」 ほのか 「でも、そのかれんさんは『水無月』なのよ*4。６月は梅雨の季節だから水属性でいいんだけど、冬には当てはまらないからおかしいなって思ってたの。そうしたら、ミルキィローズ・ブリザード＝吹雪が必殺技のくるみさんが現れて、なるほどって」 キバット 「へぇーへぇーへぇー」 りん 「ねぇキバットリビア、完全に役目奪われちゃってるわよ」 ほのか 「それに、バレエの『くるみ割り人形』の舞台はクリスマスなの。だから冬はくるみさんが担当でいいみたい」 キバット 「ってことは、かれんは『梅雨の泉』……なのか？」 りん 「あー、ジメジメしてるってことね……納得」 キバット 「うわ酷ぉーっ」 夢原のぞみ《キュアドリーム》 「はーい、それじゃせんせー、あたしの季節はー？　『もん！太陽ドリーム』ってキャラソンあるから太陽属性は――」 キバット 「というわけで、全く関係ないけど今やってる映画で、レモネードの『シャイニングフルーレ！　はじける光！』の名前を取っちゃった《シャイニングドリーム》の人は廊下に立ってなさーい！」 のぞみ 「何でぇっ!?!?」 九条ひかり《シャイニールミナス》 「あの…………私もshinyだから、shiningと一緒なんですけど…………」 美墨なぎさ《キュアブラック》 「ねぇひかり、ずっと疑問だったんだけど、『ルミナス』ってどういう意味？」 ひかり 「え」 ほのか 「luminousは、光る、発光する――だからそのままの意味よなぎさ。形容詞だから名前の最後に持ってくるのはおかしいんだけど。 ……それにしてものぞみさん、『キュア』って名前が取れて、ひかりさんと同じshineになったってことは……ひょっとしたら光の園のクィーンと同じ力を持ったってことに……つまりは《全てを生み出す力》を持つ太陽……それじゃあまるで……*5」 キバット 「あのスミマセン、俺様も最近キバ本編のアバンタイトルでキバットリビアが廃止されちゃって、博識属性どころか本編中での役割すら危うくなっちゃったんで、これ以上俺様の出番取らないでくださいマジお願いします――」