特撮オンリーイベント「闘ッ！７」レポート
はい、行って参りました。初の特撮イベント参戦でした。
けんしんさんには、こっそり出てたハルヒイベント・長門オンリーに続いて、お手伝いいただきました。いつもお礼言うか謝ってばっかりですが、今回も言います。ホントありがとうございました。
以下、長たらしいレポ〜〜
- 新刊のこと。
……新刊のゲキ×電王×プリキュア５本は、当日の午前４時くらいに書き上がったそうですよ？
最初はね、ホントにね、単なるギャグだけの簡単な本にするつもりでしたよ。そのためのゲストキャラだったし。本来は。
けど、どーも自分は、「誰かのために何かをする」キャラに、「じゃあお前はどうなんだ？」的問いかけをさせたがるタチみたいで。
シリアスな方面に突っ走ったのは、完全に自分の暴走です。
まぁそれはいいのですが、この三作品で、シリアスものを書くのは時期尚早だったかなーと、微妙に後悔。
まだ設定が出揃ってないのが、一番の問題で。
例えば。サンクルミエール通信編集長・増子美香*1の記事を本文に書いたのですが、その著名。ちょうど先週、イベント当日の回で、「文／増子」って明らかになったでしょ？
そんな細かいトコ見てんのはお前だけだって話でしょうが、どーもこういう「後に明らかになった設定との齟齬」が気になるんですよ。
例えば。今後ゲキ×電王×プリキュア５ネタに、鬼太郎を混ぜたいと思うけど、こっちも尚早でしょ？ 何故って、各キャラのオカルト耐性が明らかになってない。
物の怪の類が好きか、嫌いか、はっきりしないとキャラを動かせないわけです。不幸耐性ＭＡＸな良太郎は慣れっこで、爬虫類触れるこまちさんは好きそうだけど、ジャンはどうか？ 樹海で虎に育てられてる間、妖怪に会ったことはありそうか？ ヒビキさんたち鬼とは会ってそうだけど。(笑)
もちろん鬼太郎側も、人間に対する態度がどこまでドライかによって、ヒーロー＆ヒロインとの関わりかたが変わってくる。
想像を膨らませ、キャラをキャラらしく動かすには、情報がまだ足りないのですよ。
例えば。今日の回でりんに、弟妹がいるって発覚しました。ってことは、子供の扱いには慣れてるはず。ならば、それらしい言動が必要になるわけです。
シリアスものなら、なおさらキャラの肉付けをらしく描かなきゃならない。
ましてクロスオーバーなんだから、限りなく原作に近づいたキャラ同士の掛け合いをさせねば。
そう思う自分です。
…………と、偉そうに語ってますが。
後で読んだら気づいた。そんな次元の話じゃなかった。
ルージュの決め台詞間違えてる。
あああああぁぁぁぁぁ!!!! ぷにケで再頒布する時は加筆訂正しまくりだこりゃあ!!(涙)
ちなみに「電ゲキ*2！プリキュア５」という三作品合体タイトルは、つい昨日思いつきました。
……今後からそうしてやる。ゲキバズーカ合体技の名前も、こっそりそっちに変えてやる！ うわあああぁぁぁ……
っていうか、いい加減プリキュア側の５人合体技が欲しい自分です。
- 印刷のこと。
書き上がって、一回校正して(←この時点でピンチ丸出し)。
印刷は終わったんですよ。新刊のほうは、３０部滞りなく。
で、問題は、残った既刊・ハルヒ×カブト本の印刷。
大体24ページくらいまで刷り終わった頃にですね。
突然カラーインクのインキが切れた。
……うちのプリンタはスキャナ・コピー複合機で、型が古いんで。
モノクロ印刷も不能に。
時刻にして、午前６時。電気屋は何処も空いてるわけない。
落ち着け！ Googleって無理矢理モノクロインクだけで印刷させるウラ技を探すんだ！(←そんなものはなかった。)
サークルカットに持って行くとデカデカと書いた以上、落とすわけには行かないぞ!?
……悩んだ結果、思い出した。
そう、我々同人者の、最後の切り札！
キンコーズ品川店にClimax JumpするHTBであった。あったあった。
到着したのは９時、サークル入場約１時間前。
……オフィス街の一角に、うようよいる同業者のかたがた。お疲れ様です。
しかし自分は、初めて利用したので、右も左もわかりませんでした。
焦る自分に丁寧な対応を下さった店員さん、ありがとうございました。
だがここで思わぬ事態が。持ち込んだ用紙＝インクジェットプリンタ用は、キンコーズのレーザプリンタには使えない。
途中まで印刷して持ってきた分は、キンコーズ備え付けのと用紙の厚さが違って使えない。よって、最初から刷り直し。
間に合うのか、間に合うのか俺!? 俺は最初から最後まで徹底的にクライマックスだぜ!?(←最高潮に危機的な意味で)
……30分とかからず印刷終わった。
早ぇー。レーザープリンタ早ぇー。
両面印刷で、一冊11枚を10部。
前々から、格安のモノクロレーザープリンタ導入を薦められてた自分ですが、その威力を目の前にしたらローンでも買っていいやって気になりました、ハイ。
あ、でもそろそろパソコンもクライマックスなんだよなぁ……起動→ブラウザ立ち上げに5分かかるっていっつも言ってますが、最近は10分かかってます。ええ。
思いの他、余裕を持って会場に向かう自分。
もっとも終わってるのは折り作業までで、ホチキス止めはこれからだったわけで。
けんしんさんに手伝っていただいたわけで……
- サークル参加のこと。
会場はぷにケでお馴染み、蒲田の大田区産業プラザＰｉＯ。「ｉ」だけ小文字なのがポイントである。っていうか今書いてて初めて知った。
半分は『まるマ』オンリーイベント。敷居もないので、どちらかのパンフレットさえ購入すれば行き来は自由です。作品について詳しくは知らないです、下の妹が好きらしいけど。
左隣のサークルさんは、お馴染み「知っているか！」さん。パロディ本や全台詞集など、著名なサークルさんです。ケロロと響鬼・カブトとか、デスノとボウケンジャーとか、クロスオーバーも一部描かれてます。
……超大手と超弱小のクロスオーバーが、今、隣同士に！
ホントに大手なんです、コミケではお誕生日席なんです。あちらのお客さんがこちらのブースの前まで来るくらい(略)
かくして、イベント開始。
……あ、意外に頒布の滑り出しが早い。ぷにケやプリフェスより、調子いいかもしれない。
新刊はもちろん、意外とハルヒ本の食いつきも良かったり。流石どっちも世界の中心。
見本を読んで、その場で感想くださってお買い上げいただくかたも……生きてて良かったー！
果てさて、こちらのイベントでは終了後色紙抽選会とか、プレゼント争奪スクワットジャンケン大会とかはないのですが。
ぷにケ系列では見かけない、面白い企画がされてました。
その名も「コピー本コンテスト」。
コピー本の見本を提出し、見本市で読んでいただいて、投票。
上位３作には、スポンサーの大陽印刷さんが無料で５０部オフセット印刷！
面白そうだったのでエントリー。「世界の中心VS世界の中心」という一発ネタを狙って、ハルヒ×カブト本のほうで。
参加賞はポーチと、社長の名刺＝「極道入稿券」。ギリギリでも料金割増はないそうです、……いいんですか？(笑)
投票結果はどうでもいいんだ、っていうか３位までしか発表されなかったし。
――何より、こちらで読んだというかたが、「面白かったです、これからも頑張ってください」と買いにいらしたんですよ！ あー幸せだー！
結果、新刊は13部、ハルヒ×カブト本は9部頒布でした。
……よし、次回は10月だな、絶対出よう！(←調子に乗ってます)
- 一般参加のこと。
サークルを色々回ってみる。
ううむ、ホントに日曜朝特撮サークルばっかりでした。
カタログのジャンル配置図見ても、カブト*3やボウケンジャー*4がメイン。
既に電王*5やゲキレン*6はありましたし、剣*7も響鬼*8も他ライダーもありました。
が、マジレンが「他戦隊」でくくられる一方、デカレンがブースとして成立してるのに驚き。流石だ……
あ、リュウケンドー*9ブースも一列ありましたよ！
……で。
円谷ブースは？
ごろはちさんやイナズさんが、ウルトラ本買いに来たかったと携帯メールしてましたが、正直それ目的なら来なくて正解かも……自分も期待したのに……
ネクサスのサークルさんは、一件いらしてたのですがね。
サブジャンルや委託ではちょこちょこあったので、「ULTRA KINGDOM」さんのメビ４コマ本を購入。Ｗｅｂ公開もされてますよー
あとセイザーＸ本も一冊確保！ アドメインの、アフターストーリーものでした。こういうのが読みたかったのです。
ところで、色々回ってみて思ったのは。
ここでもなかなかないのね、クロスオーバー的な本って。
自分はそういうのを期待して、同人に足突っ込んだ面もあるのですがー
お隣り以外でお見かけし、一冊購入したのがボウケンジャー＆カブトの合作本。ゼクターをプレシャスとして回収しに来たボウケンジャーとのクロスオーバーでした。うん、自分の好みにぴったり！
ちなみに戦隊なら、ＶシネマのVSシリーズで御馴染みなので、ボウケン＆マジレンのギャグ本とかありましたー
……その後、けんしんさんと話し合った結果、描くキャラが多過ぎるから敬遠するのではという結論に。そりゃそうでした。
ってことは文章でしか出来ないことをやってるのか、自分。平気で十人以上のキャラ動かそうとするからな……
それと、評論系同人誌もなかったですね。
昨年の冬コミ二日目では、ウルトラサークルと一緒に見かけたのに。後半派のかたの響鬼評論本とか、うん、いいやノーコメントで(笑)
あくまでメインは、日曜朝の……、ってことですか。
さてさて。サークルさんでは女性のかたが多いのは、いいとして。
コスプレでは男性を結構見かける辺り、安心します。
サークルではなかなか見かけなかったメビウスのコスプレが、目立つ目立つ。サコミズ隊長やイサナもいましたよ。さらにはマルさんまで、何故にマルさん？
カブトも男性女性問わず、地獄兄弟がいたり。ちゃんと男女のペアで、大介＆ゴンがいたり。見てて和む、和む。
で、しばらくすると現れた真打が、大神官ガジャ様。掌かざして、大盛り上がりでした。
- 打ち上げのこと。
午後２時半、一般参加の流れも止まり、サークルさんも徐々に引き上げ状態。
うちらも撤収することにしました。
とりあえず御徒町に移動、居酒屋開店＆人集まるまで二人でカラオケ。
……いつも思うんだけど、タッチペンで曲検索するあの機械、「ページ送りのボタン」と「演奏終了ボタン」が近くにあるのは、設計的に危ないと思うんだ。
何が言いたいかと言うと、けんしんさんの唄ってる途中で演奏止めちゃったということです。ぅぁ……マジスミマセン……………………
ややあって。
ごろはちさん、ちたせいさん、いのうえさん、ひよしさんと合流し、打ち上げ呑み。
ここで自分の状態を解説。１０時間かけてプロット→２時間仮眠→８時間夜勤→寝ずに執筆、印刷、サークル参加→ビール二杯目で撃沈。
……呑みたかったんだよ！ 嬉しかったから！
周りほぼ全てが８０１でも！ いつも通りの人を選ぶクロスオーバー文章オンリー本持ってって、受け入れられたんだから！
ごく一部に、かもしれんけど、それはいつものことだ！(笑)
帰って鬼のように寝ました。しばらく身体ガタガタでした。
……イベント中、小さいほうのおトイレ行ったら、黒っぽい液体見てマジでビビったのは秘密だ。自分的にはそんなに効かなかったなぁ、モカ内服液。
てわなけで、お疲れ様でした。
さて、ぷにケまであと一ヶ月か……
