今週の超星艦隊カブト姫Gyuとか、もう無茶苦茶

仮面ライダーカブト東映公式ページ「記事 - 徳山秀典さんインタビュー(後編)」
http://www.toei.co.jp/tv/kabuto/index.asp?action=entry&num=73



矢車という役について。最初の印象はどうでしたか。


年齢設定が年上(※27歳)だったのと、衣裳がスーツで、どうやろうかなーと思いました。
(中略)
カッコよすぎでもなく、悪すぎでもなく、いい人すぎでもなく、キャラが濃いような、うすいような……。最初の時、石田監督から「すごく難しいんだけど、『地味』で行きたい。それが崩れていく……」という話を受けました。監督がそれ(矢車の最初の設定)を強気でサポートして下さったので、助けられました。

矢車想仮面ライダーザビー
「頼む! 俺の時代を取り戻すためには、お前の力が必要なんだ!」

桃瀬くるみ(『ぱにぽに』)
「何でっ!?」

矢車さん
「崩れたものを再び築くため、俺はもう一度『地味』というものを学びたい。地味なままキャラ立ちし、地味なまま人気キャラとなったお前に師事すれば、それがつかめるはずだ!」

くるみ
「私、褒められてるの? けなされてるの?」

ミルロ(『ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!』)
「……個性を認めてもらえるって、とっても嬉しいことだと思います。羨ましいな……」

くるみ
「個性がないから『地味』なんだけど」

水野鈴芽(『金色のガッシュ!!』)
「ミルロちゃんは、誰かに認めてほしいの?」

ミルロ
「私は……このままでいいです。今のままで、充分幸せだから」

鈴芽
「私も、高嶺くんさえ無事ならいいかな……」

くるみ
「背景にすらいなくても、サンデーの連載にもう1年も出てこなくてもいいの!?」

ミルロ
「このままひっそりと、生きていくのもいいかなって。レインたちが私を必要としてくれた時に、すぐ駆けつけられるくらいの距離でいいかなって……」

鈴芽
「私もずっと、高嶺くんを待ち続けるから。それでいいの」

くるみ
「……全然わかんねー」

ドロロ兵長(『ケロロ軍曹』)
「人には人それぞれの、喜びというものがあるのでござるよ、くるみ殿」

くるみ
「私は嫌よ、地味地味地味地味言われ続けて何が嬉しいの? ららるー……」

矢車さん
「何を言っている、コレを見ろ」

"スクウェアエニックス ポケットパズル"で『ぱにぽに大富豪 1年C組』の配信が開始


http://www.famitsu.com/k_tai/news/2006/04/03/607,1144041479,51028,0,0.html

くるみ
「……あちゃー」

ドロロ
「これはどういうことでござる、くるみ殿!? ご学友を二人も『仲間外れ』に――!」

矢車さん
「上原都や鈴木さやかを差し置いて、お前が入っている。地味でありながら目立つ、そんなことができるのはお前しかいない! これ以上何を望む!?」

ドロロ@トラウマスイッチON
「……酷いよケロロくん、またボク(略)」

ミルロ
「あの……『5人のキャラクターと対決』して、『5人に勝利した暁には』どうなるんですか?」

くるみ
「少なくとも都や6号は出てこない。うん……」

矢車さん
「出んの道を往き、地味を司るお前なら、きっと新しいザビーゼクターの資格者になれる。俺たちの手で、もう一度完全調和=パーフェクトハーモニーを奏でよう!」

鈴芽
「そういえば私たち、ちょうど5人いるわ!」

ミルロ
「地味戦隊結成ですね!」

くるみ
「いやいやいや、違う違う! 水色のが3人もいるし!」

ミルロ
「私は新制服が緑色だから、地味グリーンでいいです」

鈴芽(CV:秋谷智子)
「じゃあ、私はミカンの橙色で、マジョオレンジ地味オレンジね!」

くるみ
「声優的にそのまんまじゃん!」

ドロロ
「かたじけない、ならば拙者が地味ブルーでござるな」

矢車さん
「もちろん、俺はザビーの黄色で地味イエローだ」

くるみ
「やっぱりザビーは諦め切れないんだ……で、私が地味ピンク? レッドがいない辺り、確かに地味だ……」

ドロロ
「そうと決まれば、早速共鳴でござる! ドロドロドロ……」

鈴芽
「スズスズスズ……」

ミルロ
「ミ、ミルミルミル……」

くるみ
「……ごめん、私クルルのとカブるんだけど」

矢車さん
「何を言う、リーダーのお前は『地味地味地味……』だ」

くるみ
「だから地味地味言うなぁー! って、矢車さんは何て言うの?」

矢車さん
「俺か。俺は、やぐるんやぐるんやぐるん……」

くるみ
「……壊れるトコまで壊れちゃったね……」

矢車さん
「やぐるんやぐるんやぐるん…………」



トーマ(『ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!』)
「フン、この学園に地味など必要ない……」

安藤拓人《ライオセイザー》
「そんなかわいそうなこと言うな!」

アド《イーグルセイザー》
「拓人の言う通りだ。俺たちは、地球の地味な食卓を守るために戦っているんだ!」

ケイン《ビートルセイザー》
「地味な家庭の、地味な団欒が、一番大事なことなんだよ」

シャーク隊長《シャークセイザー》
「地味な地球の、地味な愛と、地味な正義と、地味な勇気。貴様もそれを学ばねばならないようだな」

拓人
「……お前らも全員ひでぇ」

トーマ
「この学園に団欒も、愛も必要ない……」

拓人
「けどやっぱり、お前が一番間違ってる! 俺たちは敵を倒したいんじゃない。ファイン、レインたちの、ほのぼのした日常を守りたいんだ!」

トーマ
「ほのぼのだと……? そんなものは不要だ。現にお前たちの数倍は視聴率があって、数倍は玩具が売れている特撮番組は皆、人間関係がギスギスしているぞ」

拓人
「いや、全部が全部ギスギスしてるわきゃねぇだろ」

トーマ
「昨年の仮面ライダーは、ほのぼのとした日常を描いていた頃は人気が低迷して、急にバタバタ犠牲者が出始めたら視聴率が上がっ――」

拓人
「ピンポイントに攻撃すんな!」

トーマ
「子供番組にほのぼのなど要らない……人間は皆ライダーなんだ!」

拓人
「懐かしい台詞だなー。龍騎って何年前だっけ?」

シャーク隊長
「確かに、宇宙の歴史は戦いの歴史かもしれない。だがそれだけに眼を向け、他のものから目を反らしていては、真実は何も見抜けない。答えなど出せない!」

アド
「シャーク隊長……」

シャーク隊長
「そう、宇宙に必要なもの。それは『地味』だ!」

拓人
「そこに戻るのかよ!」

くるみ
「……アンタたち、さっきから聞いてりゃ地味地味地味ってウルサイのよっ!!」

アド
「どうした、地味のどこが不満なんだ」

くるみ
「全部が全部不満よ!」

ケイン
「何言ってるの。地球の『地』は、地味の『地』なんだよ?」

拓人
「ウソつけ!」

火将軍ブレアード
「……おい、くるみさんよ。お前は何にもわかっちゃいねぇ」

くるみ
「わかりたくもないってば」

ブレアード
「いいか、くるみ。俺は宇宙海賊として生まれ、ずっと戦いの中に身を置いてきた。だが、地球にやってきて。安藤家で家族の暖かさを知った。それは俺の人生の中で一番、安らかな時だった……」

くるみ
「安らか?」

ブレアード
「それは確かに平凡で、地味な日常だったさ。だが、それでも俺は、幸せだったぞ? 俺はそのことを、アクアルにも、今のサイクリードにも、知って欲しいんだ……」

くるみ
「…………」

トーマ
「地味な日常など必要ない……そんなものは破壊する!」

くるみ
「!」

くるみ
(……都が言ってた。ベッキーが何者かに狙われてるって。だから私たちは、天才として生まれ、ずっとギスギスした環境にいたベッキーが辿り着いた……今の平凡な日常を、守るんだって!)

ミルロ
「くるみさん下がって、危ない!」

くるみ
「ミルロ、鈴芽。ゴメン、私わかった」

鈴芽
「桃瀬先輩?」

くるみ
「……私は、地味なままでいいって!」

拓人
「くるみ……」

シャーク隊長
「そうだ、地味を恥じる必要などない。それが人間にとって一番誇らしく、大切なことだ。拓人、アド、ケイン、ブレアード! 片付けるぞ」

拓人、アド、ケイン
『はい!』

ブレアード
「頼まれちゃあ仕方ねぇな! 行くぞ拓人!」

ドロロ
「矢車殿、拙者たちもセイザーXの援護を……」

矢車さん
「待て。……あれは、まさか!」

くるみ
「? 何か飛んできた」

ドロロ
「! もしや!」

矢車さん
「ああ、ZECTが開発した新しいマスクドライダーシステム。地味を極めし者が選ばれる、その名も《ジミーゼクター》!」

メソウサ
「すみません、ボクはウサギなんですけど……」

くるみ
「何やってんのメソウサ」

矢車さん
「違う、あれはウサギ型ライダーの核となる《ジミーゼクター》だ」

メソウサ
「あのー、ゼクターって昆虫だったような……」

くるみ
「……まぁ、何でもいいや。行くわよメソウサ!」

メソウサ
「あーれー」

矢車さん
「天道ならこう言うだろう、『お前はお前だけの、地味な麻婆豆腐を創れ』と! 変身だ、くるみ!」

くるみ
「……変身!」

《HENSIN》

ドロロ
「おおっ、何処からともなく、カブト主題歌『NEXT LEVEL』が流れてきたでござる!」

ミルロ
「くるみさん、カッコいいです!」

鈴芽
「わぁ、何だか主人公みたい!」

矢車さん
「……? 主人公?」

《……ERROR》

くるみ
「…………あれ?」

メソウサ
「……一番目立ったから、地味じゃなくなって、資格を失ったってことですか?」

くるみ
「それじゃあ、どうやって変身すればいいの? ららるー……」

メソウサ
「わかりません……」

矢車さん
「失敗作だったか……まぁいい、次の手を考えねば」

くるみ
「待てやオイ」



拓人
「で、俺ら放置かよ」

トーマ
「……そろそろ授業があるので、帰っていいですか。最近はふたご姫の監視で忙しく、授業を休みがちで出席日数が」

拓人
「だったらストーカーやめろよ!」