不動さんのカッコ良さは不滅です!


……プリキュア映画の感想、おそらくそんなに長くはならないとは思うんだけど、まとまるかな27日中に。明日の冬コミまでに。
ちなみにコミケで楽しみな本の一つに、「お菓子の国」レビュー本があったんだけど……委託先のサークルHPから告知が消えてる!?
この本読むまでには、自分の感想あげておきたいなと思ったのに。落とされたのだとしたら残念……
ていうか、プリキュアのレビュー本って貴重なのですよ。突っ込んだ感想・考察をしてるプリキュア「同人誌」って中々見かけないから。どれみの頃は結構あったのに……


ところで今月発売の『近代麻雀』とゆー漫画雑誌に、美水かがみが4コマ1本寄稿してた。
てか、表紙に小さく田村ひよりの顔が載っててたまげた。アカギが大きく描かれてる傍で、西原理恵子の自画像と一緒に並ぶってのも、凄い絵面だ。
んで肝心の中身は、こうちゃん先輩との漫研ネタ。まぁ、いつものらき☆すたでした。
……個人的には、その横に業田良家の4コマが載ってたのに吹いた。あまりのギャップに。しかも麻雀ネタが分からない人でも笑えるもの描いてて、流石ベテラン……とか思ったら、他の寄稿者も純粋な麻雀ネタをロクに描いてねェェェ!!(笑)
うん、ひよりん(ていうか作者さん?)気にすんな。何でこの本に描いてるのか、他の先生がたも意味不明だったはずだ。
なお、当然のことながら、自分も麻雀はさっぱりです。

12月公開映画の感想……にもならない雑記。ネタバレ控えめで。

鬼太郎映画(<関東・甲信越>バージョン)で、ねこ娘と中田宏横浜市長が会話してた。
超ウルトラ8兄弟で、キングゲスラに壊された横浜赤レンガ倉庫の前で。
てか、この市長は超8兄弟にも出てきたよね。ダイゴの上司(=ムナカタリーダー)を励ましてたよね。
そして、今度のプリキュアのオールスター映画も、舞台が横浜みなとみらいって話があるのよ。そっちにも出る気か、そうなのか。そんなに横浜港開港150周年のPRしたいのか。
しかし横浜って凄い街だね、ねこ娘が屋台で中華まん売ってる横で、ダイゴが横浜観光案内してるわけだ、プリキュア相手に。もうウルトラマンプリキュアも妖怪四十七士も一緒に戦えばいいよ。んで日本丸メモリアルパークで(※超8兄弟ラストシーンネタバレにつき禁則事項削除)にひっついて一緒に旅立てばいいよ。


一方レスキューフォースの映画では、リュウケンドーのキャストが出てきた!
冒頭短編ではガジロウさん親子の姿に懐かしさが爆発、てかどう見てもあけぼの町通ってったよね?
そして本編最後に……剣二&不動さん&白波のトリオが! あの当時のまんまのアホな掛け合いで! いやー泣けた。
スカジャン刑事&おっさん刑事は、今「世界警察庁」にいるのね……ICPO的な何かなんだろうか、それとも国際警察機構 or 国際警察連合*1
あと白波、相変わらず金髪*2なのに、ママチャリに乗ってエプロン姿で「何やってんの?」と軽い口調なのに吹いた。ああ、一匹狼の頃だって買出しはしてたからね、所帯じみちゃってもう(笑)。頑張れ、金髪の花屋さん! かおりさんとお幸せに!


映画自体は、どちらも好印象。短編でつかみはOKなところも一緒。そういやプリキュア映画も同じだった。
特にレスキューフォースは、子供向けというのをストレートに意識しながらも、CG技術をフルに生かしてて脱帽。鬼太郎がストーリーで恐怖を演出する一方、CGの技術力で臨場感を出すレスキューフォース。日本のCGもここまで来たか。
そしてR0は反則。声の張りが全く違います、まだまだライダー1号は現役だ!
……で、R5だけ着装シーンがなかったのは何故ですか?


にしても、まさか戸田恵子さんが、また鬼太郎を演じてくれるとは思わなかった。ええ、キャストが全員揃う五大鬼太郎だけでも見に行く価値アリです。
あ、墓場鬼太郎は多分出てなかったと思うけど、桃屋鬼太郎はちゃんといました。自重……するなもっとやれ桃屋

*1:前者はOVAの今川ジャイアント・ロボ、後者は漫画版の今川Gロボ。名前と姿は似てるけど中身はえらい違いの人たち。

*2:あの髪と黒づくめの衣装は、白波役の黒田耕平自身がキャラを作り込んで決めたらしい。ちなみに金髪は地毛という設定……だけど、DVD最終巻映像特典の対談で黒田さんは、就職するから髪染めるとか言ってた(笑)。

出た! フレッシュプリキュア

歳の瀬恒例の、プリキュア新シリーズのお披露目イベントが、今年もやって来ました。

東映公式
http://www.toei-anim.co.jp/tv/fresh_precure/


朝日放送公式
http://asahi.co.jp/precure/freshPrecure/freshPrecure.html

……2,3,4*1,5,6人と増え、今度は3人体制です。


まさにフレッシュな仕切り直し、だがちょっと待ってほしい。

では、3,4,5,6人とレギュラー*2が増えた。

ここで1人にリセットされ、

  • 2004年『ふたりはプリキュア』:ブラック、ホワイト
  • 2005年『ふたりはプリキュアMax Heart』:ブラック、ホワイト、ルミナス
  • 2006年『ふたりはプリキュアSplash☆Star』:ブルーム、イーグレット、ブライト、ウィンディ
  • 2007年『Yes!プリキュア5』:ドリーム、ルージュ、レモネード、ミント、アクア
  • 2008年『Yes!プリキュア5GoGo!』:ドリーム、ルージュ、レモネード、ミント、アクア、ローズ

また1人ずつ増えて6人になったから、再びリセットされたという考えはどうだろう?

つまり――おジャ魔女どれみ10周年を迎える2009年に、再び主人公が3人体制に戻った、とも言えるのだ。
しかも「イース」なる、いかにも4人目になりそうな敵幹部の子もいる。瀬川おんぷ瀬川おんぷじゃないか!
タイトルロゴの「!」の上の線が青桃黄赤の4本で、イースって子にも微妙に赤の意匠入ってるから、可能性は大かと。


……でも、蓋を開けたらこっちも気になるんだ。
東映公式ページの「キャラクターしょうかい」の右端にいる、

カオルちゃん


公園でドーナツを売っている、おじさん。年齢不詳、どこに住んでいるかなど、プライベートは一切謎。
ラブたちがヘコんでいるときは、さりげなく励ましてくれたりもする。

マダオが。


グラサンにアゴの無精髭。おい何やってんだ、マるで・ダめな・かオるちゃん略してマダオ


……それでなくてもね、何か立花藤兵衛的な、おやっさん的なものを感じるんですよ。
自分がずっと居てほしいと願ってた、〈大人〉のプリキュアの理解者がとうとう現れるのかって。
キュア無印、そしてMHのアカネさんは何も知らないまま、何も知らないからこそ、ひかりの居場所として在り続けた。ほのかのおばあちゃまも何か知ってそうで詳細不明のまま、〈日常〉を守り続けた。
でも、日常とは強く脆い、そしてまた残酷であり優しいもの。だから〈非日常〉で起きた出来事は、一切〈日常〉に知らされることはない。S☆Sで満薫の記憶が人々から一時的に失われたように、きっとMHの世界ではもう誰もキリヤを覚えていないだろう。
戦士としての宿命に、避けられなかった犠牲に、心痛めるのはいつも幼い女子中学生ばかり。メップル・フラッピ・ココたちが側に居ようと、彼らは〈非日常〉の世界の住人だ。どんなに心近付こうと、〈日常〉から隔離されねばならない存在なのは変わらない。


その壁を乗り越えたのは……たむらけんじだと自分は思うんだけど(笑)、まぁ置いといて。
遂に、(準)レギュラーメンバーが、プリキュアの〈非日常〉の壁をブッ壊してくれるんじゃないかって思うのです。
まさか見た目ただのオッサンが、少女向けアニメのストーリーに深く食い込むってことはないだろうし、完全に〈非日常〉側のキャラだとは思えないんですよ。どうなるかは分かりませんが。


フレッシュに一新したプリキュア、その命運は、一人のマダオに託された!
頑張れマダオ、今こそマイケル・ダグラスみたいな・オとこになれマダオ



なお、スタッフまでフレッシュに一新との噂も、信憑性を帯びてきまして。

プリキュア新シリーズが2月にスタート 「フレッシュプリキュア!」 | テレビ関連ニュース [テレビドガッチ]
http://dogatch.jp/blog/news/ex/0812264079.html

に、東映アニメーションの梅澤淳稔プロデューサーの名前が。
5年間プリキュアを牽引した鷲尾プロデューサーから、遂に引継ぎでしょうか。
東映東京撮影所所次長に栄転し、電王がTVでの最後の花道と語ったのに、仮面ライダーディケイドで結局TVに帰ってちゃった(戻された?)白倉プロデューサーの境遇とはエラい違いだ。


インタビューにも、これまでのプリキュアの常識を覆す興味深い記述が。

吉田健一郎プロデューサー(ABC)は、この作品のみどころについて、「キャラクター、ストーリーともに、本当に大きく変わりました。これまでのプリキュアファンを良い意味で驚かせる内容になっていると思います。しかし、プリキュアシリーズが5年間培ってきた“友達を大切にすること”“夢にむかって精一杯がんばること”というテーマは、これからも変わらず大切にしていきます。こども達が楽しめるだけでなく、大人が観てもグッとくる番組を目指しています。」と話す。
また、梅澤淳稔プロデューサー(東映アニメーション)は「プリキュアシリーズも6年目に突入し、大きく「フレッシュ!」に進化する時が来ました。今までのシリーズの良いところはさらにパワーアップさせ、年間を通じた壮大なストーリーという幹に、ギャグという枝葉をふんだんに生い茂らせた内容になっております。そして物語中盤には、あっと驚く劇的展開も用意しております。女の子だけではなく、お父さんもお母さんも男の子も絶対大満足の「フレッシュプリキュア!」お楽しみに!!」と、新シリーズに対する熱意は大きい。

「こども達が楽しめるだけでなく、大人が観てもグッとくる番組を目指しています」
「女の子だけではなく、お父さんもお母さんも男の子も絶対大満足」

いや、そんな強調しなくたって。(笑)


……とにかく女の子向けを重視してきたという鷲尾P体制から、どう変わるか?
大人向けに拠り過ぎてもつまづくのは、スーパー戦隊&平成仮面ライダーが示した通り。S☆Sの満薫篇にも、その側面はあるかもしれない。
先達の試行錯誤(失敗ではない)を生かし、新しいものを創り出すことが出来るか?
「ギャグという枝葉」って部分に、その萌芽を見い出せればいいのですが。大人、そして「男の子」までも本当に大満足できる作品に進化するなら、これ以上に嬉しいことはありません。
その可能性は、かつて『おねがいマイメロディ』が示したはずだから。



ディケイドが「平成仮面ライダー10周年」そのものを作品化する、という挑戦をする一方。
フレッシュプリキュアが、本当に心機一転出来るか。
シンケンジャー共々、ニチアサの新しい時代が来る日を楽しみにしています。



…………えー、ところで。
皆主人公の「桃園ラブ」をラブやんラブやんって呼ぶけど。
自分は、昔親戚が飼ってた犬の「ラブ」って名前を、真っ先に連想しました。
要するに、ペットの名前だよそれ。
「天真爛漫で元気いっぱい、自分ことより他人のことで熱くなれる女の子。スポーツも勉強も苦手。」って辺り、前作主人公とカブりまくりなわけですが。
初期設定ってのは大して当てにならない、作品ごとに流動的とも言える。果たして……

*1:東映バンダイやが何て言おうと、オールスターに居ようと居なかろうと、満薫入れて4人!(笑) いやそうでなくても、ブライト&ウィンディのフォームチェンジ入れれば4体でしょ。

*2:春風ぽっぷは残念ながら純粋なレギュラーじゃない……おジャ魔女ではあるのに。