レインボー・フレーバー3、プチ?レポート

前述の通り、プリキュアファンに喧嘩を売るつもりの新刊携えて行ってきた馳川さん。
1年半ぶりのサークル参加だと、気合を入れまくりの馳川さん。
何と筆記用具諸々を忘れてきてしまう。流石に釣銭は持ってきましたが。
慌ててけんしんさんに借りたけど、同人活動再開しょっぱなからコレか。大丈夫か自分?


何にせよスペースの準備を終え、ご挨拶まわり。
と言っても、同日のぷにケット22ではなく、レイフレを選んだ身内はけんしんさんしかいないので……
前回のレイフレで会場即新刊をGETし、ちょこっとだけ新刊の感想をお話しに行った『真・南海大決戦』のTJ-type1さんや。
ツイッターで一回しかリプライしたことのない、『大きくなる時どんな夢見た?』の渡りに船さんにご挨拶。
「……誰?」と思われた可能性大。
とりあえず、TJ-type1さんのレビューも、渡りに船さんのレポ漫画もホント面白いのでオススメです。


さて今回のイベント、3階と4階に分かれていまして。
だから開場しても、4階にはなかなか人が流れ込んでこなくて。
大丈夫かなーと思ったら、まぁ、ちょこちょこ新刊頒布出来ました。
結果だけ見れば、27部大丈夫だ、問題ない
自分的にはゲスト様の原稿も最高のものを頂き、〆切日*1にきっちり出せた時点で勝ちと言うか。
このプリキュアファンだらけの中、あの本を持っていった時点で、自分はもう勝っている!
頒布数など問題ではない! プリキュアが純粋に好きな皆さんに、ちょっと読んだだけで冷や水、いやさ(火傷しない程度の)熱湯をぶっかけるような熱くて厚い本を手に取って頂けた時点で、もう十分だ!!


……とか自分を誤魔化しつつ(笑)頒布してたら、金髪美男子が新刊を一冊お買い上げ。ありがとうございます〜
…………あれ?
どこかで拝見したお顔のような……
あ!


加藤レイズナさん


本文中にも、鷲尾Pインタビューや大塚監督インタビューの引用とかしまくったし。
何よりその行動力! 鷲尾Pに話を聞きに行ったのが初インタビューとか、どんな心臓持ってるんですか!?
……プリキュアのことが分からないかたには、例えば自分があれだけ著書を検証*2しまくった白倉伸一郎・現東映東京撮影所所長にインタビューしに行くようなものです。はいそれ無理ー! ノミの心臓の自分では、それこそディベートも出来ず、のらりくらりと質問をかわされて終わりでしょう。これがシロウトとプロの差。


まぁとにかく、レイズナさんが尊敬すべき相手であることは間違いなく。
是非、この本を直接「お渡し」したかったのですよ。「インタビュー凄く参考にさせて頂きました、この本が出来たのはレイズナさんの情熱が伝わったからでもあります」、とか申し上げて。
でも実際は、相手が誰か気づくの遅れて。お代を受け取った後に、どちら様か聞いてしまって。

馳川HTB

「……あの、失礼ですが加藤レイズナさんですか?」

加藤レイズナさん

「はい」

馳川HTBダッシュで追いかけながら)

「おおおおおお代お返しします! この本はレイズナさんがいたからこそ出来たようなものでdmgh¥wんmz^(←しどろもどろ)」

いい歳こいて何をやっとるのだ自分は。
いや、次のお客様もいらっしゃってたから、ブースを長く離れるわけにもいかず焦りまくりになって。
無理矢理500円お渡ししてしまいました。わざわざ払って頂いたのに……


ああ、もう。何もかも上手く出来ない自分が嫌になる。
ガチで落ち込みました…………
いつの日か、自分の身内VS相手の身内な吞み会とかセッティングして、プリキュアについてじっくり話し込んでみたいけど、今の自分の精神状態じゃ迷惑なだけかな……


それにしても、流石はレイフレ。
一方のいのうえさんの委託本は、頒布頒布のバーゲンセール。
新刊のハートキャッチ感想本は、10部あっさり売り切れるし。
フレッシュ本は勿論、S☆S本*3も双方6部頒布。
やっぱりいのうえさんのセンスは、誰にも真似できないから今でも過去シリーズの本が頒布されるんだなぁと、思うことしきりでした。
……自分の本はいつも通り、読みにくいことこの上ないし……


それでも悪いことばかりではなく。
かむてーる』の黒森コウさんに、ご挨拶に来ていただいたり。
以前のプリキュアイベントで隣り同士になったかた*4とお話したり。
ぷにケでなくても、ちゃんと一般参加の方々と触れ合えたのが嬉しいです。
Tetranさんもお久しぶりでした! 打ち上げにお誘い出来なくて済みませんです。


そしてイベントももうすぐ終わる、1時間前。
お隣のキュア部の皆さんとTetranさんと、何故か盛り上がってお話しまくって。気がつけば3時終了。
……何だ、喧嘩とか言ってたけど、いつも通りじゃん。
自分はてっきり、自分の本読んだかたが突撃してきて「この部分が違う!」「プリキュアとはこういうもので……」とか、殺伐した議論でもされるんじゃないかと構えてたのに。


まぁ、感想メールとかWEB拍手とか、Tetranさんに頂いただけ1件ですけどね!(笑)
でも1件でも十分な気はする。うん。



その後はけんしんさんらと一緒に、ぷにケ組と打ち上げ合流。
ちなみにいのうえさんのブースに委託した新刊は、2部はけたそうです。合計29部、惜しいあと1冊で30部なのに。
打ち上げでは、1年に1回秋のぷにケでしか会えないけいさんとお話しし。
さらには、ごろはちさんの紹介でご挨拶した、らぴすさんと藤原はづきについて延々と語りまくる。
……自分の主義としてはですね、はづきが幸せになればそれでいいんですよ。矢田がそこに関わらなくても。フジオとくっついても構わない、奴に幸せに出来る程の器量が身につけられたら。
てか、らぴすさん曰く、矢田はこれからもはづきちゃんを泣かすようなことするだろうと。トラブル多いというか、トラブルがないと進展しないのが矢田はづだから……








自分がはづきちゃんを幸せにしたい!
が、らぴすさんのスタイル。
自分ならはづきちゃんを悲しませることは絶対しないと。


……これには考えさせられました。マジで。
自分は、おジャ魔女でははづきが一番好きで、矢田も好きで、だから矢田はづが大好きで。
でも矢田の部分が突出して好きに見えちゃってるから、こういうことにしたんですよ。
「俺が……俺たちがガンダム矢田まさるだ!」と。自分自身が矢田なら問題ないと。だって矢田もはづき好きでしょう。
でもらぴすさんは、それを越えてしまっている。矢田にも勝てる、超えてみせる! と。


この際、二次元も二・五次元(=特撮)も三次元も関係ないです。真剣に思い悩んでしまいました。
自分はここまで、誰かを全力で愛したことがあるだろうか? と。
例えば、プリキュアシリーズを全力で愛するなら、大阪だろうと和歌山だろうと何処だろうと迷いなくイベントに行けるはず。しかしそんな体力があるかどうか不安なのが、今の自分。
情けないなぁ…………


レイズナさんも、らぴすさんも、カッコ良く見せようと思ってやってる部分は全く無くて。
それが自然なことだから、自分の好きなものに全力でぶつかって行ける。
だから、それが自分にはとても輝いて見えて、羨ましくて……
喧嘩売ることでしか自分を表現できない自分が悔しいというか。いや喧嘩売るために書いたというより、自分が思ったことを素直にそのまま書いた結果がそうなんだけど、もう微々たる差ですね。


自分は本当に、『おジャ魔女どれみ』シリーズを愛しているか?
自分は本当に、『プリキュア』シリーズと真剣に向き合っているか?
ちょっと……分からなくなっちゃいました。


同人活動を再開したら、いきなり課題が出来てしまいましたね。
これまで以上に全力で、作品に対してぶつかっていかなければならない。自分が砕けるほど。
……まずは、「オープンマイハート!」で落とした(三分の一しか書けなかった)新刊のWEB公開ですね。
毎回毎回が全力勝負、当たって砕けて上等。それで失敗しても構わない。成功したら、八百万の神に感謝。それが(二次)創作というものだと、改めて証明せねばならない。
自分の体調と相談しながら、これからも頑張っていこうと思います。


……以上、レイフレ3のレポートでした。
「オープンマイハート!」のレポートは、後日。胸の辺りが苦しくなってきて、限界が来ちゃったみたいなので……
プリキュア総合オンリーのレイフレと、ハトキャオンリーのオプマハーの空気の違いとか、書きたいことはありますので。
というか、おジャ魔女ファンとプリキュアファンの溝、どうにかして埋めることは出来ないものかなぁ……

*1:と言っても、ねこのしっぽ様はレイフレ優遇イベントには入ってない上、ぷにケでの委託の都合もあって、イベント一週間前に完成するよう入稿したんだけど。

*2:否批判。事実に基づかない引用をしてる相手と「議論」は成立しません。詳しくはこの辺りをどうぞ。長いけど。

*3:infoseekの都合で、紹介ページがリンク切れ。残念……

*4:現在は同人活動休止中なのでお名前はNGで。