劇場版仮面ライダーカブトGSL・DC版雑感

執筆エネルギーが(まだ)不足してるので、2006年リアルタイム視聴当時のテンションを確保するために、劇場版カブトのディレクターズカット版を借りてきましたよ。
個人的にディレクターズカット商売は嫌いなんですが、いや正確には「通常版の後に出す」って点が納得いかないんですがね。
カットされたシーンが(また)多いらしいし、何より天道&加賀美と、石田秀範監督*1のオーディオコメンタリーが聞きたくてですね……ってか、ホント仲いいな水嶋ヒロ佐藤祐基


で、感想。
まず、樹花の出番が相当カットされたというので期待したんだけど、EDだけで変わらず。脚本段階で削られたってことか、ううむ。ちなみにこの樹花の制服はTV版と違ってて、これはTV版(のハッピーエンド)に至るにはまだちゃぶ台をひっくり返し足りないというのが通説。15497回をゆうに超えてハイパークロックアップし続けた結果、あの天道の人格と世界が出来上がったんじゃないかなー、って自分は思います。
大和隕石さんがカブトの助けを拒むシーンとか、織田のネオゼクト演説とか、確かにカットされるには惜しい、っていうか劇場版ライダーは毎年毎年常に不遇だ……
あ、よく織田のキャラが弱いって言うけど、個人的には「劇場版天道の良き理解者」ポジションがはっきり出てたと思う。劇場版加賀美より先に仲良くなってるし。
天道&加賀美のラスト出撃シーン、わざわざフィルムスコアリング(絵にあわせて作曲する、参考リンク→)させたというのにのに、カットするとか凄い外道だな……
EDもちょこちょこ追加されてました。通常版EDの最後、海岸で天道が指を天にかざすシーンが好きだったんですが。DC版EDではこの続きがあって、この隙に加賀美とひよりに海に引きずりこまれて水の掛け合い……いいぞもっとやれ!(笑)



……要は、何だかんだ言っても、自分はカブト大好きと言うことです。
さて次は、スプラッシュスターのレンタルDVDでも見るか……みのり分が不足してるんだ……

*1:通称「巨匠」……らしいけど自分は懐疑的。拘るところは拘ってくれるんですけど、根本的な部分が抜け落ちてちゃ意味ないといつも思ってまして以下略。