懲りずにふたご姫×メビウス

おひさまの国がテレプーモーションしたとして、残ったふしぎ星の光はどうなってるんだろう。
アレか、プロミネンスの力が足りなかったのは、エンペラ皇帝が黒点を(略)


ザムシャーのテンプレっぷりは異常。でもカッコいいよザムシャー。
あと、ファントン星人何しに来たのか良くわかんないよ。
補佐官もまだまだ頑張ってる。前のカコ話での雪辱っていうか、この人は終始「憎めない」「根はいい人」的演出・演技が巧かったと思う。何せカコを捕まえる時も、フツーなら特殊部隊連れて銃向けさせるのに、この人はマルにロープでグルグル巻きにさせただけだからなぁ。


にしても……明日でふたご姫メビウスも終わりかぁ……
赤ずきんは早々にエピローグに入ったのにねぇ。デジモンセイバーズもOP前にラスボス倒してたし、プリキュアSSも後半丸ごとエピローグだし、流行りなんですかね。いい傾向じゃないでしょうか。
リュウケンドーの、敵組織壊滅後も2話続く、ってのが燃えて燃えて。
以下、公式ページの制作日記より引用。

最終話、いかがだったでしょうか?
第50話で最大の敵である大魔王グレンゴーストを倒してしまいましたので、第51話と第52話はいわばその後のエピソード的なお話でした。
善対悪のお話ですと大体は最終回で敵ボスを倒しているかと思いますので、エピソード的な話を2話も放送するのは珍しい構成ということになるんでしょうか。
このあり方については制作サイドでも色々と議論がありましたが、結果的には非常に良い終わりかたに出来たと思っています。


と言うのも「リュウケンドー」では主人公・鳴神剣二の“成長”が大きなテーマとなっていたからです。単純に敵の大ボスを倒してハイ終わりでなく、51話でライバルであったジャークムーンとの決着、52話で親友であった撃龍剣との別れを描いたことで、剣二の“成長”についても描ききれたのではないかと感じています。


(魔弾戦記リュウケンドー公式ページ内、制作日記「第52話 『さらば魔弾戦士!』」より)

……ふたご姫の学園卒業、ホント、どうなるんですかね。
ミライはちゃんとお別れできそうだけど。


さて以下は、↑の愚痴の説得力をなくす、懲りないネタ。



  • 第49話 最終三部作II「絶望の暗雲」 〜宇宙大水晶ブラッククリスタルキング登場

前回のおさらい。

クレソン学園長*1
「今こそ勇気を持ってください。侵略者の脅しに屈することなく、人間としての、意思を示してください」

ブラッククリスタルキング(CV若本)
「我は、ブラッククリスタルキングぅぅぅううう!!!! 学園は背くというのだなぁ、我の命令にぃい!」

ブラッククリスタルキングの弱点を探すグランドユニバーサルプリンセスも、ハッピーを奪われ続け、軍門に下ろうとしていた。
しかし、ふしぎ星の面々はそれでも信じている。ファインとレインを。

リオーネ
「心配しないで。きっと大丈夫よ」

アルテッサ
「バタバタ走り回っている姿が、眼に浮かびますわ」

ソフィー
「案外楽しくやっているんじゃないかしら」

ノーチェ
「そんなぁ」

レモン
「冷たいで、あんたら友達やろ!」

ミルロ
「友達だから、信じているの」

ソフィー
「あの二人が諦めるはずありませんもの」

リオーネふしぎ星がピンチの時もそうだったわ」

アルテッサ
「いつだってそうですわ。人にうんと心配させておいて、そのくせ、最後は笑顔で戻ってくる。今回だって、そうなるに決まってますわ」

その言葉、特に希少価値が飛び抜けて高いミルロの台詞に、生徒たちは諦めず声援を送り続ける。友達として。

フラン
「ファイン、レイン、頑張れー!」

メルバ
「頑張って、ファイン、レイン!」

チームフランの小さいほう
「負けるな、ファイン、レイン!」

チームフランの大きいほう
「頼む、立ってファイン、レイン!」

声援を力に変えて、アンハッピーフラワーを撃破するグランドユニバーサルプリンセス。
だが満身創痍で、充分な休息なしでは次も変身できない。
そんなふたりに、生徒たちは「ありがとう」の言葉を贈るのだった。


一方、ふしぎ星おひさまの国
ロイヤルワンダープラネット救援のために、テレプーモーションしてきたのだが……

トゥルース王
「単なる黒点異常ではない……?」

オメンド
「太陽黒点上のものから、未知の高エネルギー反応を検出したのじゃ。しかも、この高エネルギー体は、おひさまの国を侵食しておる。物凄い速度で」

トゥルース王
「だったらいずれ、プロミネンスは……」

学園では、倒したはずのアンハッピーフラワーがまたもや空間転移!

シフォン
「学園中、星中から全てのアンハッピーフラワーが! どれもソレイユベルから3キロ以内です」

ヤヤン&ララウ
『生徒たちの避難を急ぎます』

クレソンさん
「お願いします」

教頭
「お任せください、クレソン学園長」

クレソンさん
「いや、今は、クレソンと」

教頭
「……はい! 誰一人犠牲者は出しません、クレソンくん!」

アンハッピーフラワー活動開始、学園に集結。
おひさまの国の援護の元、迎え撃つ一同。

レモン
「一気に空間転移で攻めてこないっちゅうことは」

カロリ
「真綿で首を絞めるようにってことか」

ノーチェ
「プロミネンス照射装置、起動準備完了!」

シフォン
「おひさまの国もまもなくテレプーモーションモードに移行できるわ」

クレソンさん
「グランドユニバーサルプリンセスの心に、ファインとレインの頑張りに応えよう。ふたご姫を信じた人々の思いを、無にしないためにも!」

プロミネンスの力で応戦開始。しかし、力及ばず。

ファイン
「私たちも一緒に戦う!」

ファンゴ
「お前ら、今の自分の状態判ってんのか!?」

レイン
「学園の皆は、グランドユニバーサルプリンセスを必要としてくれたわ」

ファイン
「その思いに、私たちは応えたい! それにこの学園は……」

ファイン、レイン
『私たちの思い出の場所だから』

しかし、無情にもアンハッピーフラワーが攻撃を!
だが次の瞬間、それを一刀両断する影。

ファイン、レイン
『ビビン!』

ビビン
「か、勘違いしないでよね! あんたたちは、あたしが倒すと決めた相手なんだからね!」*2

さらにフェンシング部に挑戦した道場破りの三人や、フウコウメイビ星のブルドーザーの人*3も駆けつけ、ふたご姫を援護する!

ビビン
「……ファインとレインは、さんざん酷い目に遭わせたあたしを『友達』って言ってくれたのよ。今助けなかったら、一生後悔するわ!」

クレソンさん
(見ているかブラッククリスタルキング、これが我々が紡いできた絆だ)

その時! ブラッククリスタルキングが遂に降臨した!
着陸するだけで、ウルトラマンガイアやアグルの如く地面を吹き飛ばすブラッククリスタルキング

ファイン
「これが……」

レイン
「ブラッククリスタルキング……」

ブラッククリスタルキング(CV若本)
「我は、暗黒の支配者ぁぁぁあああ! プリンセス・グレイスよぉ、光のプリンセスたちよぉぉ。遂にぃい、3万年前の決着をつける時が来たぁぁぁ……」

昔々、ふしぎ星でおひさまの恵が消えかかったことがあった。その時おひさまの恵を自分と引き換えに守った*4のが、おひさまの国のプリンセス・グレイス。
その時彼女と刺し違えたのが、ブラッククリスタルキングだったのだ!*5

ブラッククリスタルキング(CV若本)
「お前たちぃ、もう容赦はせんぞぉ。ぬあぁぁああ、来たれぇ我がしもべよぉ!」

エドチン
「あああ……スワン」

ビビン
「じゃあ、あんたが言ってた彼女って……あの絵!?」

エドチン
「スワン、何故ここに……」

ブラッククリスタルキング(CV若本)
「スワンよぉ、お前に注ぎ込んできた闇の力を使う時が来たぁ。今こそ我の力となれぇ!」

エドチン
「スワァァーン!」

ブラッククリスタルキング(CV若本)
「ぬあぁぁああ、何というエネルギーだ、力がみなぎるぞぉお! ぬはははははぁ!!」

プリンセス・スワンの絵を、そしてソレイユベルをも取り込み、巨大化するブラッククリスタルキング

ブラッククリスタルキング(CV若本)
「見るがいいぃぃ、既におひさまの国は燃え尽きつつあるぅ。今こそぉ、全ての光は閉ざされぇえ、そして全宇宙の全てのハッピーはぁ喰らいぃ尽くされるのだぁぁぁあああ……*6
 グランドユニバーサルプリンセスよぉ、光のプリンセスたちよぉお。愚かな選択をした全ての命もろともぉ、漆黒の闇となりぃい、滅びされぇぇぇえええ!!
 我が降臨した以上、この宇宙に、未来はないぃい!」

ロイヤルワンダープラネットが、絶望の暗雲に閉ざされる。

道場破りの三人*7
『エンペラ、参る!』

ブラッククリスタルキング(CV若本)
「ふうううぅぅぅんんん!」

道場破りの三人、ブルドーザーの人
『うわああああ!』

左手の衝撃波だけで、助っ人軍団を吹き飛ばすブラッククリスタルキング

ファイン、レイン
『私たちが行きます!』

だが、力の使い過ぎで、ベルチャームが砕け散ってしまう!

ファイン、レイン
『どうし……て』

ブラッククリスタルキング(CV若本)
「我にたてつく者は許さぬぅぅ……ぶるぅぅぅあああ!」

トーマ
「フン! ……うあああっ!」

ファンゴ
「ちくしょう……ちくしょう! 何も出来ねぇのか、何か手はねぇのか!」

駆けつけたトーマも倒れ、絶体絶命。たまらず飛び出すファンゴ*8

ファンゴ
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
 絶対に守るんだ、俺たちの思い出の場所を! 宇宙の未来を!」

その時上空から飛来する天守閣! いつかエリザベータが、ゴージャス星のプリンス・ヒルズに対抗して呼んだ城だ!
フォーメーション・ヤマト的な何かで連携を見せるファンゴと、エリザベータ一行!
だがブラッククリスタルキングは、左手だけで天守閣を受け止めてしまう!

ファンゴ
「そんな!」

ブラッククリスタルキング(CV若本)
「ふふふふふぅ」

圧倒的な力で、破壊の限りを尽くすブラッククリスタルキング
その魔手が、一同に伸びた時! かばったのは――

エドチン
「うぅ……」

ブラッククリスタルキング(CV若本)
「光のプリンセスでもないお前が何故ぇ……」

エドチン
「……これが、友達という、ことなのだな……ふたご姫」

ビビン
「バカね……スワンってあんたの彼女はどうするのよ!」

エドチン
「ふたご姫は……僕にとっても……大事な友達なんだ……。ビビン、お前もな……」

ビビン
「エドチン……あんたのこと、誤解してた……」

エドチン
「よせやぃ……今更水臭い……ぜ……、……………………」

ファイン、レイン
『エドチーン!!』

ビビン
「あんたって……いいブタね」

エドチン
「僕はブタじゃなーい!」

トーマ
「よくもエドチンを! この宇宙に、アンハッピーなど必要ない!」

ブラッククリスタルキング(CV若本)
「無駄だ!」

再び使い魔を呼び出し応戦するトーマ、だが通用しない。
完全に闇の力を失ったトーマ。だが最後の力でトーマは、道場破りの刀を片手にブルドーザーに乗って突撃、ブラッククリスタルキングに遂にひと太刀!

トーマ
「エドワルド……皆……感謝する!」

ファンゴ
「やった……」

シフォン
「トーマ!」

トーマ
「ファイン、レイン。学園を、宇宙を……頼んだぞ」

言い残し、何故か手に持つ刀ごと*9光になって消えていくトーマ。

シフォン
「トーマッ!」

ブラッククリスタルキング(CV若本)
「ぶるぅぅぅ……あああぁぁぁ!」

ファンゴ
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおあああああああああああああああああああああああああ!!!!」

ブラッククリスタルキング(CV若本)
「ぶるあぁ!」

ファイン、レイン
『ファンゴぉぉ!!!!』

ファンゴまでも倒され、そしておひさまの恵も燃え尽きようとしていた……

  • 次週予告

トーマの苦戦に、ふたご姫は無理をおしてグランドユニバーサルプリンセスに変身する。
しかしブラッククリスタルキングの強力な光線を浴び、遂にその姿を消してしまった。
もはや宇宙はこれまでなのか・・・。
生徒たちが絶望しかけた時、彼らの胸にどこからか声が響いてきた。
それはメラメラの国宝石の国かざぐるまの国しずくの国からの希望のメッセージだった。
各国のプリンセス、プリンスたちはブラッククリスタルキングによって暗黒と化したおひさまの国を復活させるべく力を尽くしていたのだ。
さらにタネタネの国、月の国、そして海の国のプリンセス・パールちゃんも駆けつける。
ふしぎ星の助けにより希望を取り戻した生徒たち、果たして彼らに起こった奇跡とは?!
そして宇宙とグランドユニバーサルプリンセスの運命は?!

クレソンさん
「ファイナルプロミネンス、解禁!」

リオーネ
「聞こえるはずよ、仲間の声が」

アルテッサ
「宇宙の未来は今、私たちに託されている」

ソフィー
「ふたりがいたから」

ミルロ
「どんな強敵とも戦ってこれた」

イシェル、ゴーチェル、ハーニィ、ニーナ、サーヤ、シヨン、ロロア、ナーシャ、キュアリー、ジュリア、ジョイナー
『そして救って!』

ミルキー
「ばぁぶ!」

ファイン&レイン
『次回最終回、心からの言葉。「ありがとうございました!」』

*1:で、ふたご姫本編では、ロイヤルワンダー学園長は正体を明かしてくれるんだろうか。

*2:こん時のザムシャーの言葉は、こーとしか聞こえん!(笑)

*3:パウルさん。

*4:コミック版ふたご姫に、はっきりそう書いてあるのだ。

*5:……や、そんな設定ないけど。単なる欠片を倒すために、自分を犠牲にしたんじゃカッコつかないしねぇ。

*6:この辺、エンペラに光も炎も消された後で、不自然に通り過ぎてた車。ヒルカワが乗ってて逃げ回ってたに一票。

*7:クラマ、ダイゴ、キフネ。

*8:何故彼は、ふたご姫最終三部作において、影も形も姿がないのだろう……エリザベータを助けに来いよー

*9:あのセリザワ隊長、その星斬丸はザムシャーのですから。どさくさに一緒に消えないでください。