今年最後のご挨拶代わりに

やり残した、書き残したこといっぱいあるんですが、ちょっとだけ回顧。


今夏、真さん、ウマさんと「大東亜聖戦祭」に行ってきまして。
その際、受付で午後から来るウマさんの分のプログラムをもらいに行ったら。
大東亜青年塾の中田清康塾長がごく普通に受付のお片づけされてて、若者に対して「小林よしのり先生を囲む会」のお誘いを口コミで広げてらっしゃったんですね。
真さんの後押しあって、ご出席いたしました。


聖戦祭第二部終了後、何だか凄い料亭で始まって。

生きてる! 動いてる!(違)

まぁ、先生が、上座にいらっしゃったわけです。


ガチガチになりながら真ん前に座って、何やら喋ってきましたよ。
どっちかってったらゴー宣ファンというより、どれみファンとして。
……今年春のぷにケの打ち上げで、初めて杢子さんとお会いした際。
お互いゴー宣ファンだと発覚し、色々お話して、結論が「小林よしのり先生は子供たちをオルグすべきだ」となったんですね(笑)。
それを、直接、先生に伝えて参りましたー!


要するに、今の子供番組はSEED何とかとか、TVのほうのプリキュアとか色々問題だと。
ぶっちゃけアメリカニズムな、資本至上主義が子供番組も犯し始めた、とかゴー宣的な主張も可能だと、自分は半ば本気で思ってるんですが。
そんな中、きちんとした大人の背中を子供に見せる番組*1もあるけど、やはりここは子供に直接メッセージを届けていただきたいと。
ゴー宣やわしズムは、どうしても高校生以降対象になっちゃいますし。
是非また、コロコロで描いて欲しい、子供のために描いて欲しい、って伝えたんですね。
と。

小林先生
「やっぱり言われるんだよね、漫画の世界に戻れって」

んーー、今のお仕事がお忙しいのでしょうか。
いつか描いて頂きたいんですが。


とりあえず、「『東大快進撃』最終回で、安田講堂がブッ壊れるが如くの革命を、いや血の流れる革命なんてスケールに収まらないデッカイことを、ゴー宣最終回でやってほしい」*2とお伝えしました。
旧ゴー宣の頃先生が仰ってた、「ゴー宣は物語の現実化」って言葉を、自分は今でも信じてるんですね。
部落問題、対オウム戦、薬害エイズ従軍慰安婦から大東亜戦争〜と、現実の世界を動かし続けたわけですし。
そんなわけで、自分はゴー宣"信者"なんて生易しいもんじゃありません。
イデオロギー的な信者ではなく、漫画で世の中を動かす存在であって欲しい=漫画家であってほしい、と願ってます。ん? 結局、あまり変わらない?


あ、ついでに小林ファンとして、「ずっと気になってたんですが、快進撃のあおい新吾って東大に受かったんですか?」*3と聞いておきました。
先生に、「その話題じゃ誰もついていけんじゃないか!」とツッコんでいただきました(笑)
ゴーマニストにツッコまれた男! HTB*4


そんな感じの、暑い夏でした。
その後も他の方々と、どれみの名前は出さずに「例えばとある少年漫画では、『国が好き』という台詞を出しつつも、その愛国心から争う二者を描いたりと、パトリオティズムを描いて子供たちにメッセージを伝えた」*5と語ったりしてました。
すると。お相手してくださった女性の方が、こう仰ったのですね。


「なら、そういう作品を自分で描くか、そういう作品があることを広めていくべきだ」


と。
…………何だかね。
どれみファンとしての、自分のやるべきことが、示された気がしましてね。
尊敬するかたと、少しでもお話できた、この素晴らしき日に。



来年は、その目標が更に果たされますように。
そのためにまだまだ鍛えるぜ、ヒビキさん!



それでは皆様、よいお年をお迎えくださいませ。

*1:ここで、『おジャ魔女どれみ』の単語が喉まで出掛かったけど、無理だったよー。そういえばこの頃は響鬼も(略)

*2:文庫版『東大快進撃』3巻巻末の、二代目秘書カナモリさんのインタビューで言われてたことですがー

*3:彼のラストシーンたる東大合格発表では、東大通に微笑んだだけで合否は不明だったのですよ。なお言うまでもないですが、自分は彼のファン(略)

*4:……いいじゃないか! これくらい自慢させて下さいよ、嬉しかったんだから!(笑)

*5:ONE PIECE』のアラバスタ編ね。