ONE PIECE 第164話〝国が好き〟

レイン「悲しいときー!」
ミルロ「か、悲しいとき……」
レイン「相手のこと全く知らないのに、結婚させられようとしたときー!」
ミルロ「あ、相手のこと、全く知らないのに……」
レイン「悲しいときー!」
ミルロ「け、結婚させ――かっ、悲しい、とき…………」
レイン「ごく一部の意見を真に受けて、いらない子呼ばわりされたときー!!!!(絶叫)」
ミルロ「……あ、あの……」

うむ、しばらくは、ミルロ派かレイン派か迷う日々が続きそうです。(笑)
確かにミルロ、自己主張は弱いんだけど、それは「口頭」だけでの話ですね。どうやら。
鉄拳か、いつもここからみたいなスケブでの絵の説明はもとより、(元・)婚約者の子供の危機にすぐ助け入ったし、実に好感触。
お国のために*1政略結婚を選んだのだって、それは個人の感情と、公共心とのせめぎあいに揺れてたからだし。
今後が中々、楽しみなキャラです。
てか、あの子供も根はイイ子みたいなんで、別にくっついてもいい気がしてきた自分。(笑)


むしろ問題は、王妃=母親のほうにあって……
ミルロ自身の意見を求めてたのはわかるけど、もうちょっとなー。個人個人、家と家同士の意思疎通が全然出来てない段階で、結婚って公式発表するのはどうか。
プロミネンスによる内政干渉なかったら、それこそ国益に反することになってた。
子供であるプリンス、プリンセスが政治を知らぬのは当然。だからこそ、大人である(女)王・王妃が、しっかりしてなきゃいけないのに。


あと、月の国の大臣、とうとう本名が判明する前に尻尾出しちゃいましたね。
何だか展開が速い。もうちょっと引っ張るのかと思ってた。それはそれで、グダグダしそうでヤなんだけど、でも早すぎ。
まさか、キャラソンまで出してるのに、2クールで打ち切りとかそういうのはないよね? だから巻いていってる*2なわけじゃないよね?
2悪人が「エクリプスの部下」って誤解はまだ解けてないので、もう一悶着ありそうですが。つか、一発で気づくなプーモ。そこまで察しがいいなら、エクリプス=悪人って公式も疑ってみなさいって。(笑)


そして肝心な時に出番のなかった、当のエクリプスなのであった。
……ジャスティライザー国防省を説得に行った際、独り証拠をつかむために暗躍した神野さんを見習いなさい。いやあっちはあっちで、薮蛇だったんだけど。てか、五式支援機士ユウヒ*3の後期型とかは(略)

*1:大東亜聖戦祭前日のため、言葉の選び方が右方向に旋回しています。

*2:「巻く」。映画業界用語。スケジュールの都合で急いで撮影してるの意。その昔、笑う犬の生活のコントで(長いので略)

*3:ジャスティライザーの前番組、グランセイザーで登場。こちらでは国防省は主人公勢の強い味方で、グランセイザーを支援するために開発された。外見は、赤いサイコガンダムみたいなの。外から操縦する。終盤、撃墜される演出の気合の入りようは、尋常じゃなかった。