今年も我が国が安らかでありますように


あけてました。おめでとうございました。


例の5GoGo!映画感想、いつまで書いても終わりません。いつものように脱線しております。
シャイニングドリームの翼からOVA&劇場版ガンダムWを連想するところから始まり、何故か今ウルトラマンティガ(&ダイナ)を拾い見しております。全くもって意味不明。
解釈によっては、実にヒーローの悲哀を感じさせる一作だったので、過去のヒーローたちの生き様を参考に、何とか「キュア〜」ではなくなったドリーム、プリキュアではなくなったのぞみの心情を追及したい。


戦いは終わらないのか? 何のために戦うのか?
……ウルトラマンティガ第28話『うたかたの・・・』、噂に違わぬ衝撃でした。
平成ライダーが始まる数年前に、こんな作品が世に出ていたとは。放映当時の自分、何でティガ見てなかったのよと張り倒したい(笑)
えーとあの頃自分何してた、スレイヤーズにアニメからハマって……ああ、その後だ。ゴー宣に傾倒したのは。(笑)



さてさて。ちょい前の話題ですが、東映の社長が凄いこと言ってたそうで。

東映岡田裕介社長は、その席で「去年の秋の『さらば仮面ライダー電王』で、電王は終わらせるつもりだったが、もう1本映画を製作することにした。目下撮影中で、公開は4月頃の予定だ。東映がピンチに陥ると、ライダー、プリキュア、戦隊はいつでも駆けつけてくれます」と発言した。


http://animeanime.jp/news/archives/2009/01/post_649.html

ああ、やっぱり今年も、春の仮面ライダー祭はあったのか。
もういいよ、自分の中では電キバの時点で終わっても良かったんだよ。電王休ませたげようよ……まぁ、ディケイドの電王編と絡めるんだろうけど。
にしても、さら電に続いて、突貫工事で作る映画になりそうですね。発表から公開までのスパンが早すぎ。今度こそ不安だ……


しっかし、遂にプリキュアも、ライダー&戦隊と肩を並べる、東映の用心棒になっちゃったんですね。じゃあもうスーパーヒーロータイムに、正式にプリキュア入れればいいのに。
劇場版ゴーオンVSゲキ本編後に流れた、ゴーオンジャー5人による2009年ヒーロー紹介コーナーで。ディケイド&シンケンジャーと一緒に、フレッシュプリキュアも出てくるかと期待した自分です。
けど、「いつでも駆け付ける」って、何のためだろう。誰のためだろう。
ニチアサ枠、っていうか東映バンダイプライムタイム3作では、下手に分析や批判とかすると「お前らのために作ってるんじゃないんだよ!」って声で相対化される、マトモに聞いてもらえない、ってことがあるけど。
その「お前ら」じゃないものの正体ってのは、経済的な理由に起因するのか?


スーパー戦隊が、仮面ライダーが、プリキュアが戦うのは、誰のためなのか?
人間の自由と平和のため? その「人間」の範囲は、何処から何処まで?


……何にせよ。
自分が悪いんですが、5GoGo!映画感想書き終わる前にTV本編が、5シリーズが完結してしまいました。
で、↑の発言もあってか、その完結具合に、どーにもこーにも言いたいことが溢れてたまらない。
「2年間お疲れ様でした」という気持ちはあるけれど、それ以上に「え? これで終わり?」って心象のほうが多い。圧倒的に。
色んなサイト様の感想を読むにつけ、このままプリキュア同人書き続けても、自分はずっと独りだけの道を突き進むんだな、ということがよく解りました。
本当に自分は、プリキュアに人々が求めてないものを求めてる。間違いなく、子供さんが気にしない部分のことを求めてる。


ま、それはプリキュアに限らず、特撮でもハルヒでも何だっていつだってそうですけどね!(笑)


勿論、感動した、最高だった、という感想にケチをつける気はさらさらないけれど。
ゴーオンジャーが明日完結するので、それとキバを絡めて、2008年度SHTを総括してみたいです。
おそらくは映画感想より、こちらの更新のほうが先になりそうです。ああスミマセン。



……全く、もう。
本当は今日、本家サイトを再始動したかったのに!
本日2009年2月7日は、『おジャ魔女どれみ』10周年なんですよ。
10年前のこの日、『おジャ魔女どれみ』がスタートしたんですよ。
自分はリアルタイムで見てはいなかったけれど、やっぱり記念すべき日ではあるので。
幸いにも今日は予定が空いたので、おジャ魔女どれみ10周年記念祭「10年目のマジカルステージ」イベントに行ってこようかと思います。
5月のGWにもイベントがあるし、そこでまた何か本出したいですね。


おっと、3/8のプリキュアオンリー、3/15のプリキュア絶チルふたご姫長門祭他合同イベントにも申込済です。
詳細は後程。とにかく昨年秋出し損ねた「プリキュア5 VS 絶対可憐チルドレン」本を、今度こそ。

2009年スーパーヒーロータイム幕開け中、あと仮面ライダーG

果てさて、フレッシュプリキュア始まりましたよ。

えー、ぶっちゃけ5終了時のフラストレーションが全部吹き飛びました。我ながら薄情だ。


主題歌のフレッシュ過ぎる歌声を吹き飛ばすような、凄い情報量のOP映像!
何より、しっかり出てくる主人公勢の親兄弟。本編でも家族描写をちゃんとやってます、こういうの見たかった!
そしてクレジットにいきなり出てきた、企画「関弘美」の文字にたまげた。
どれみを4年間牽引し、ナージャ終了と共にこの枠を去って早5年、まさかプリキュアで関Pが帰ってくるとは。
……あー、でもCDで聞いたら、やっぱりオープニングの歌声自体はキツいかも、正直。演技とかなら話数が進むとグングン進歩してくんだけど、OP曲は常に変わらないからね……慣れはするけど、歌唱力は別問題。


そして本編にも、懐かしいものがちらほら。
棒手足と真丸の手!
うがい時の直角に開けた口!*1
その他、コロコロ動く表情。間違いない。


桃園ラブ
君もまた、春風どれみを継ぐものだ!


流石は、おジャ魔女どれみ10周年。
ダンスの要素を入れて『明日のナージャ』をも取り込み、プリキュアでこの枠の10年を総括するんですね!
総てを破壊し、総てを繋げ! プリキュライド・ピーチ!
……誰か描いてください、どれみはづきあいこおんぷももこ、ナージャ、ブラックブルームドリームピーチの10個のマーク付いたディケイドライバー。
ああ、多分出てくる2号ライダーは、ぽっぷハナふぁみ、ローズマリー、ホワイトイーグレットブライトウィンディミルキィローズにライド出来ます。


置いといて、感想。
前作主人公との違いをどう見せるか心配でしたが、一発で氷解。
いきなり「先輩にフラれた」って、何そのどれみ無印1話……と言いたいですが、フラれたのは友達のほうなのね。
告白させようと強引に背中を押す姿は、度を過ぎたお節介ではあるものの、行動力のある証拠。
家に帰ったら、クローバータウンストリート*2の住人に迎えられる辺り、既に人気者なんですね。
……でも、やっぱり「ラブちゃん」って呼ばれ方は慣れないなぁ。名に偽りなし、既に愛しまくり愛されまくってる、ってのは分かりましたが。


戦闘パート開始で驚いたのは、やはり一般人巻き込みまくりな部分。
マイナスエネルギー的なものを集めるのが敵組織の目的ぽいので、これまでのシリーズのように「一般人強制気絶 or 退去」ってわけにはいかないのでしょう。
目撃者ありまくりな辺り、今度こそ5GoGo!OPみたいな「一般人に認知されるプリキュア」な展開が出来るのか……?
そんな中、主人公はガンガン株を上げる。ラビリンス襲撃で、プリキュアに覚醒する前からミユキを助けようと立ち向かう姿には、ゴーオンジャー初期3人のヒーローになったきっかけを思い出したり。
異世界の争いに巻き込まれてプリキュアになるのではなく、自分から動いてプリキュアになった感じですかね。妖精キャラに会う前から変身したんだから。
……爆煙と共に現れるキュアピーチの様は、ヒロインというより正統派ヒーローにしか見えませんでしたが。


思い返すは、5の1話の夢原のぞみ
運動部に囲まれ大人気のりんを横目に、やりたいことが見つからずにいたのぞみは、ココと出逢いプリキュアになることでようやく自分から動き始めたのです。
そっからの急成長にはたまげましたが。うららのCDデビュー回で、ピンキーキャッチュを光らせ構えてた頃は、もうすっかりヒーロー然としてました。
「九九が覚えられなかった」など、自分がドジであることを自覚している辺り、彼女も春風どれみ同様「ただのアホの子」ではなかったわけですが。果たしてラブはどうなるか。
デカレンジャーにおけるレッド、バンのように、「実は初めから完成されていた熱血主人公が、周りをどんどん成長させていく」パターンになるのでしょうか。
とにかく、今後も期待大です。


あとED。こっちの唄は文句なし、CGの動きにも脱帽。ここまで進化したか。
……アニメケロロ1期EDの、アフロ軍曹思い出したけど。


さて次回は、青い子のベリー覚醒回。
弟へのブラコン説も出てますが、なぎさ咲りんで途切れたかに見えた「姉御系弟妹持ち」の系譜は、もしかしたら彼女が? 妹尾あいこの系譜を絡めて?
で、「美希タン」て凄い呼び方だな、ラブ。

さて『ディケイド』も2話目。

主人公・士のキャラは好き嫌い別れるでしょうが、自分は結構好きです。
異世界に飛び、その世界の人々を白黒させる超絶性能を発揮し大活躍。
天道総司並のチートプレイであり、クロスオーバーものの主人公としてはありがちなパターンを容赦なく貫いています。ここまで徹底的に突き抜けてもらえば、文句ないです。
女性に「皮剥くぞ夏みかん」とか言ったり、あまつさえ女性刑事を平気で殴る無神経さが、「悪魔」と呼ばれライダーバトル突入の流れを違和感なく導いている。
ここまでやりたい放題されたら、悪魔って単語もしっくり似合います、変身後の外見に相まって。グロンギ語まで喋っちゃ、そりゃ畏怖しますって。
あとはクウガの世界が、小野寺ユウスケが、どう異世界人に影響を与え返すか。ダブルライダーの背中合わせ、楽しみです。
なんたって脚本が、『剣』を綺麗にまとめてくれた會川昇さん。こちらも期待してます。


そして――お帰り地獄兄弟! 自分の心には今も、って言うかずっと、矢車さんは生きてますよ! 影山もね。


……にしても。
この時点でもう、ラブに暴言吐きながらお節介焼かれる士の構図が見える自分、自重しろ。
多分、士はラブをペット扱いすると思う、名前的な意味で。仇名は「桃缶」でどうだろう。
さて、シンケンジャーのお殿様レッドはどう絡むか……って、ディケイドは半年で終わるの確定なんだよね。最終回同時展開とか、今年からはないわけだ、残念……

そうそう、『仮面ライダーG』も凄かった。

吾郎ちゃんノリノリ過ぎ、そして上地さんの悪役演技もハマりすぎ。
BGMがカブトのもあったせい&脚本がカブトの米村さんなせいで、天道たちのライバルライダーとして出てきても全く違和感ないわ。
TVで改造人間設定復活ってのも熱い。製作者側の自主規制と聞いていたけど、テレ朝50周年&ジャニーズのバックアップで、はっちゃけましたね。
ワイン飲んだのにバイク乗って飲酒運転じゃないかとか、そういうのはいいんですよ。人間捨ててるんだから。


続編があるとは思えないけど、万一あったら。
木村くんを2号ライダーにしてあげてください。
「何で釈さんは撃たれないんですか?」なツッコミにしろ、平成ライダー集合時の「これ間違いないパターンじゃん!」な興奮し過ぎなリアクションにしろ、番組終了時まで話題にした辺りにしろ。
全力でのめり込み、羨ましがり、悔しがってました。日本一のいい男が。
……というか、お子さんと一緒に、戦隊ライダープリキュア見てる可能性高いな……


テレビブロスがどう叩こうと、こういう面があるから自分はSMAPが、ジャニーズが嫌いになれない……
知ってますか? 木村くんがONE PIECE大好きなこと。香取くんがチャチャのDVD持ってるらしいってこと。
そして吾郎ちゃんがボトムズ好き過ぎて、「実写版やるなら是非自分が」とか言う人だってこと。
そして今でも彼らは、「SMAPは6人で始まった」と思ってること。

*1:ex.『も〜っと!おジャ魔女どれみ』のあいこ芋掘り回。

*2:舞台となる町の名前。前シリーズでは若葉台、夕凪といった街名がなく学園名だけだっただけに、二次創作的には嬉しいところ。